2018年10月22日

H30.9 月の調理実習メニュ−紹介

H30.9.2(日)透析食調理実習、 9.23(日)糖尿病食調理実習

<メニュー> 鮭のねぎだれ焼き・きのこの和風マリネ・とろろ汁

★とろろ汁の作り方をご紹介します!
  <1人分の分量>
  ・山芋    10g         ・だし汁   75g
  ・片栗粉    1g         ・薄口醤油   1g
  ・法蓮草    5g         ・塩     少々
  ・人参     5g

★作り方
@山芋は皮をむいてすりおろし、片栗粉を加えて混ぜ合わせる。
A法連草と人参は食べやすい長さに切る。
B鍋に人参と調味料を入れて中火にかけ、沸騰したら、法蓮草を入れる。
C人参に火が通ったら@の山芋を入れる。

★ポイント
・透析をされている方は、芋類は多くのカリウムを含んでいる為、量を控えましょう。また、芋を食べる時は、小さ目に切って1度茹でた後、茹で汁を捨ててから調理するようにしましょう。
・糖尿病の方は、さつま芋や里芋・山芋などの糖質を含む食品を取りすぎると血糖値が高くなるので食べすぎない様に気をつけましょう。
posted by マナビアン at 18:47| 院長ブログ | 更新情報をチェックする

2018年07月23日

7月の調理実習 メニュ−紹介

 H30.7.22(日)糖尿病食調理実習

<メニュー>
冷やし中華〜坦々麺風〜  野菜の春巻き  茄子のさっぱり煮

★なすのさっぱり煮の作り方をご紹介します!
<1人分の分量>
・なす 60g ・ごま油 2g ・大根おろし 20g ・青しそ 1枚・味ポン8g ・水    10ml

★作り方
@なすを半月切りにし、茹がいて水気を切っておく。
A大根は大根おろしにして、汁を切っておく。
B鍋にごま油を入れて、@のなすをしっかりと炒める。
CBに味ポンと水を入れてさっと煮る。
D茄子を器に盛って、大根おろしと千切にした青しそを上からのせる。

★青しそ以外にネギや生姜、梅干し、ごま、みょうが、唐辛子などの香辛料や香味野菜をうまく利用すると色々な味が楽しめます
暑くて食欲がなくなる時期ですが、さっぱりとポン酢を使った料理や唐辛子などを効かせた料理などを取り入れながら暑い夏を乗り切りましょう
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2014年12月14日

“今想うこと”シリーズ3.医療・介護の分野における「輪」

 京都清水寺において、2014年を表す漢字は「税」と発表され、森清範貫主が大きな和紙に墨で「税」と書き上げられました。振り返れば昨年は「輪」でした。日本漢字検定協会に全国からよせられた応募17万290通のうち、最多の9518通が「輪」であり、2020年東京オリンピックの開催決定や、富士山の世界文化遺産登録など、日本中が輪になってわいた年であり、また相次ぐ自然災害にも支援の輪が広がったことなどが理由に挙げられたとのことです。森貫主は、「『輪』には大勢の人が手を握りあい円滑に回転していくという意味がある。来年も震災復興など輪のつながりに努力していきたい」と述べられています。 このような「輪」の精神がこれから目指す医療・介護の分野でも必要なのではないかと考えます。
 日本は諸外国に例をみないスピードで高齢化が進んでいます。65歳以上の人口は、現在3,000万人を超えており(国民の約4人に1人)、2042年の約3,900万人でピークを迎え、その後も、75歳以上の人口割合は増加し続けることが予想されています。
 団塊の世代(約800万人)が75歳以上となる2025年(平成37年)以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。このため厚生労働省では、2025年(平成37年)を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい人生を最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を計画しています。各市町村レベルで、医療・介護連携のもと、自助・互助・共助・公助の輪がつながり、高齢者の尊厳を大切にしたケアシステムが出来上がればすばらしいことと思われますが、現状の医療・介護制度下では、医療難民、介護難民がでてきそうです。
 地域包括ケアシステムにおいては、医療、介護の連携があらゆるところで要求されます。終末期ケアを考えたとき、特に両者の密接な連携が必要となります。しかしながら、医療制度改革はまだまだ途中であり、急性期、慢性期、回復期間での相互理解も不十分です。介護の分野においても、医療との連携がスムーズでない面があります。医療、介護に従事するもの全員が、相互理解のもと目指すところを見据えながら、実際に自分が今何をやらなければならないか、各自の役割を考えながらすすめていくことが大切であると思います。今後2025年に向けて当法人内でも自らの役割を見つめ直しつつ、より良い医療・介護サービスを提供していきたいと願っています。
posted by マナビアン at 12:12| 院長ブログ | 更新情報をチェックする

2014年11月14日

“今想うこと”シリーズ2.「長寿国日本」

 日本人男性の平均寿命が初めて80歳を超えました。2013年の平均寿命が前年を0.27歳上回り、80.21歳。女性は前年より0.2歳上がって過去最高の86.61歳となり、2年連続の世界一。男性の平均寿命は前年の世界5位から4位に順位を上げました。世界一は香港の80.87歳です。
 平均寿命は、その年生まれの0歳の子どもが何年生きられるかを予測した数値であり、2013年生まれの子どもが、がん、心臓病、脳卒中の三大死因で死亡する確率は、男性は5割を超えますが、女性は下回ります。この三大死因を克服すれば、平均寿命はまだ延びると推定されています。
 ところで介護保険制度では、高齢化の進展のより介護給付費が年々増加し、団塊世代が75歳以上になる2025年には、2013年度の約9兆4000億円から、約21兆円に膨らむことが予測されています。政府の社会保障制度改革国民会議では、利用者負担や給付内容の適正化が求められ、その結果、要介護度が低い「要支援」の人を対象としたサービスは保険給付から外し、市町村事業に移行する案がでており、また、医療保険のほうでは、70〜74歳の医療費窓口負担を現行の1割から2割へと変更する計画が検討されています。消費税アップとなった後、「社会保障と税の一体改革」がどのようにすすめられていくのか、まだ不透明です。
 人口構成の変化にともなう労働人口の減少、それを解消するためのワーク・ライフ・バランスの推進(女性労働力への期待)などは、背景にある重要課題です。また一方で、高齢化により一個人が抱える疾患が複雑化しており、とくに認知症を伴うケースが増加し、地域医療を担うものとして日々研鑽が必要とされます。
 ここで、天皇即位20年祈念式典の際の皇后さまのお言葉を思い出し、今後の長寿国日本のあり方見直したいと思います。
(以下抜粋)
「高齢化・少子化・医師不足も近年大きな問題として取り上げられており、いずれも深く案じられますが、高齢化が常に『問題』としてのみ取り扱われることは少し残念に思います。本来日本では還暦、古希など、その年ごとにこれを祝い、また、近年では減塩運動や検診が奨励され、長寿社会の実現を目指していたはずでした。高齢化社会への対応は様々に検討され、きめ細かになされていくことを願いますが、同時に90歳、100歳と生きていらした方々を皆して寿ぐ気持ちも失いたくないと思います」
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2014年10月03日

“今想うこと”シリーズ1.「団塊の世代」

 「団塊の世代」は、戦後の1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)の第1次ベビーブームに生まれた人たちをさしています。出生数は806万人にのぼり、突出しています。30年前に作家の堺屋太一さんが、通産省時代に発表した経済予測の小説の題名でした。最近「団塊の秋」という小説も発表されており、この2冊を読み比べると興味深いものがあるのかもしれません。
 人口ピラミッドにおいて、この団塊の世代の巨大な塊が戦後の経済成長を支えた頃はよかったけれど、高齢化し70歳代になる2020年には、社会保障費は134兆円に膨らむ予想であり、今後の財源確保は危惧されています。確かな社会保障を将来世代に伝えるための道筋として、25年8月に発表された、社会保障制度改革国民会議報告書をうけて、26年6月に成立した「医療介護総合確保推進法」においては、下記のように述べられています。
 高度経済成長期に確立した「1970年代モデル」の社会保障から、超高齢化の進行等の環境変化に対応した全世代型の「21世紀(2025年)日本モデル」への改革が緊急の課題です。21世紀型の社会保障とは、すべての世代を給付やサービスの対象とし、すべての世代が年齢でなく、負担能力に応じて負担し、支え合う仕組みです。持続可能な社会保障制度の確立を図るために、医療制度、介護保険制度を総合的に見直し、効率的な医療提供体制の構築、地域包括ケアシステムの構築を行う、とされています。
 人口統計的に算出された数字でみると、社会保障費の増加の原因がすべてこの団塊の世代にあるかの様に表現されることが多いけれど、実際はどうなのだろうか、と考えます。団塊の世代は、戦後の高度成長で頑張りがいのある時代を生きてきており、どこへいっても人数が多いため競争原理のもと過ごしてきている。他と同じではなく秀でようと上昇志向も強い。大学時代は学生運動さかんな頃であり、種々のことに問題意識をもち熱くなる若者でした。このような世代が高齢者となった時、これまでの老人と同じような行動をするのだろうか? やりがい、生きがいを求めて生きてきた人たちだから、健康長寿者は、地域包括ケアシステムにおいても支える側にいるのでは…。是非そうなって欲しいと考えます。(「ゆるぬき」2014年夏号 Vol.36に掲載)
posted by マナビアン at 19:27| 院長ブログ | 更新情報をチェックする