2023年10月30日

文化祭を開催

10月30日(月)から病院の待合室にて、恒例の文化祭を開催しました。何回も足を運んで見に来てくれた通所介護の利用者様もいて、今年も楽しんで頂けました。文化祭4.jpg文化祭3.jpg
posted by マナビアン at 00:00| 院長ブログ | 更新情報をチェックする

2020年01月10日

11月の調理実習 メニュー紹介

11.3(日)透析食調理実習       11.24(日)糖尿病食調理実習

<メニュー>
さんまの混ぜ御飯・揚げ焼き豆腐のゆずあんかけ・茄子のごま和え・黄金団子

★黄金団子(1人分)
  ・さつま芋 30g
  ・パイナップル 10g

〜作り方〜   
 @さつま芋は皮をむき、乱切りにして水にさらし、柔らかくなるまで茹でておく。
 Aパイナップル缶は5mm角に刻む。
 B@のさつま芋を、ザルで水気を切り、熱いうちにつぶしておく。
 CBにAのパイナップルを混ぜて、ラップに包んで茶巾にする。

<透析食>は、カリウムを制限する必要があります。秋の食材の『さつま芋』にはこのカリウムがたくさん含まれています。さつま芋を使用する時は、生のさつま芋を細かく切って茹でましょう。茹で汁は必ず捨てる事がポイントです。茹で汁を捨てる事によって2/3のカリウムが流出するので安心して食べられます。
 
<糖尿病食>は、カロリーを制限する必要があります。『さつま芋』は糖質が含まれており、食べ過ぎると血糖値の上昇を高めます。さつま芋は食べ過ぎない様に注意しましょう。また、甘さが足りなくても、缶詰などのシロップの甘さを利用すると砂糖を使わなくて済むので糖質が制限でき、安心して食べられます。 
とても簡単に作れるので、ぜひお試し下さい
11-24.jpg
11-3.jpg
posted by マナビアン at 10:57| 院長ブログ | 更新情報をチェックする

2018年10月22日

H30.9 月の調理実習メニュ−紹介

H30.9.2(日)透析食調理実習、 9.23(日)糖尿病食調理実習

<メニュー> 鮭のねぎだれ焼き・きのこの和風マリネ・とろろ汁

★とろろ汁の作り方をご紹介します!
  <1人分の分量>
  ・山芋    10g         ・だし汁   75g
  ・片栗粉    1g         ・薄口醤油   1g
  ・法蓮草    5g         ・塩     少々
  ・人参     5g

★作り方
@山芋は皮をむいてすりおろし、片栗粉を加えて混ぜ合わせる。
A法連草と人参は食べやすい長さに切る。
B鍋に人参と調味料を入れて中火にかけ、沸騰したら、法蓮草を入れる。
C人参に火が通ったら@の山芋を入れる。

★ポイント
・透析をされている方は、芋類は多くのカリウムを含んでいる為、量を控えましょう。また、芋を食べる時は、小さ目に切って1度茹でた後、茹で汁を捨ててから調理するようにしましょう。
・糖尿病の方は、さつま芋や里芋・山芋などの糖質を含む食品を取りすぎると血糖値が高くなるので食べすぎない様に気をつけましょう。
posted by マナビアン at 18:47| 院長ブログ | 更新情報をチェックする

2018年07月23日

7月の調理実習 メニュ−紹介

 H30.7.22(日)糖尿病食調理実習

<メニュー>
冷やし中華〜坦々麺風〜  野菜の春巻き  茄子のさっぱり煮

★なすのさっぱり煮の作り方をご紹介します!
<1人分の分量>
・なす 60g ・ごま油 2g ・大根おろし 20g ・青しそ 1枚・味ポン8g ・水    10ml

★作り方
@なすを半月切りにし、茹がいて水気を切っておく。
A大根は大根おろしにして、汁を切っておく。
B鍋にごま油を入れて、@のなすをしっかりと炒める。
CBに味ポンと水を入れてさっと煮る。
D茄子を器に盛って、大根おろしと千切にした青しそを上からのせる。

★青しそ以外にネギや生姜、梅干し、ごま、みょうが、唐辛子などの香辛料や香味野菜をうまく利用すると色々な味が楽しめます
暑くて食欲がなくなる時期ですが、さっぱりとポン酢を使った料理や唐辛子などを効かせた料理などを取り入れながら暑い夏を乗り切りましょう
posted by マナビアン at 00:00| 院長ブログ | 更新情報をチェックする

2014年12月14日

“今想うこと”シリーズ3.医療・介護の分野における「輪」

 京都清水寺において、2014年を表す漢字は「税」と発表され、森清範貫主が大きな和紙に墨で「税」と書き上げられました。振り返れば昨年は「輪」でした。日本漢字検定協会に全国からよせられた応募17万290通のうち、最多の9518通が「輪」であり、2020年東京オリンピックの開催決定や、富士山の世界文化遺産登録など、日本中が輪になってわいた年であり、また相次ぐ自然災害にも支援の輪が広がったことなどが理由に挙げられたとのことです。森貫主は、「『輪』には大勢の人が手を握りあい円滑に回転していくという意味がある。来年も震災復興など輪のつながりに努力していきたい」と述べられています。 このような「輪」の精神がこれから目指す医療・介護の分野でも必要なのではないかと考えます。
 日本は諸外国に例をみないスピードで高齢化が進んでいます。65歳以上の人口は、現在3,000万人を超えており(国民の約4人に1人)、2042年の約3,900万人でピークを迎え、その後も、75歳以上の人口割合は増加し続けることが予想されています。
 団塊の世代(約800万人)が75歳以上となる2025年(平成37年)以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。このため厚生労働省では、2025年(平成37年)を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい人生を最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を計画しています。各市町村レベルで、医療・介護連携のもと、自助・互助・共助・公助の輪がつながり、高齢者の尊厳を大切にしたケアシステムが出来上がればすばらしいことと思われますが、現状の医療・介護制度下では、医療難民、介護難民がでてきそうです。
 地域包括ケアシステムにおいては、医療、介護の連携があらゆるところで要求されます。終末期ケアを考えたとき、特に両者の密接な連携が必要となります。しかしながら、医療制度改革はまだまだ途中であり、急性期、慢性期、回復期間での相互理解も不十分です。介護の分野においても、医療との連携がスムーズでない面があります。医療、介護に従事するもの全員が、相互理解のもと目指すところを見据えながら、実際に自分が今何をやらなければならないか、各自の役割を考えながらすすめていくことが大切であると思います。今後2025年に向けて当法人内でも自らの役割を見つめ直しつつ、より良い医療・介護サービスを提供していきたいと願っています。
posted by マナビアン at 12:12| 院長ブログ | 更新情報をチェックする